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メーカー営業VSお客様 / その1 ある「カプセル導入を検討してる?」お客と、カプセルメーカーの営業マンと本当にあったやり取りです。

営業S:話題のベッカムカプセルいかがですか?実際に体験もできますよ!
顧客A:そうなの?ベッカムは自分の部屋を数千万かけて、自宅に高濃度酸素部屋を造ったって聞いたけど・・・
営業S:いえいえ、酸素カプセルは遠征時に利用されていました。
顧客A:遠征時という事は骨折の治療を早める為に利用していたのは高濃度酸素部屋のことになりますね。
営業S:・・・。でも怪我の回復にカプセルも利用していたのは確かです。ハンカチ王子も利用してますよ。
顧客A:早稲田の斉藤選手は専用宿舎で酸素の箱に入ってたとかでテレビで見たよ
営業S:そうでしょう!体力回復目的でカプセルは利用していたのは確かです。プロアスリートも使っています
顧客A:効果としては、実際どうなんですか?やっぱり酸素がは入っているのが身体に良さそうだし。
営業S:こちらのカプセルにには酸素は使用していません。こちらは「加圧のみのエア-チャンバー」です。
顧客A:えっ?これは酸素カプセルなのに「酸素」がはいってないの?それってどういうこと?
営業S:お客様は「ヘンリーの法則」をご存知ですか?液体に溶解~比例して増える~といった法則です。
顧客A:空気中の酸素が、その法則からして溶解酸素として従来より効率よく取り入れられるってやつでしょ?
営業S:そう言う事です。良くご存知ですね。実際のところ酸素吸入とは違いますし、酸素を入れると危険です!
爆発する可能性もありますから。
顧客A:爆発するの?それは怖いねぇ・・・健康目的で命かけては入れないよ。じゃあこれは大丈夫?
営業S:はい、問題ありません。医療機器や他メーカーのカプセルと違い、酸素を使用していませんので安全です。
顧客A:高度医療機器は純酸素100%、気圧も2~3気圧だったね。確かに事故もありそうだね
営業S:爆発したら「一瞬にして患者もドクターも灰」になります。因みにカイロ持ち込みや、喫煙は厳禁です。
顧客A:それだけは嫌だねぇ。やっぱり酸素は使わないほうがいいのかぁ・・・。
営業S:はい、酸素は危険と隣り合わせ。使い方を間違えば大変です。
顧客A:なるほどねぇ。でも「空気カプセル」となると、なんだか急に効果無さそうに感じるのもあるしねぇ・・・。
営業S:今は「エアーチャンバー」「高気圧エアーカプセル」「加圧カプセル」などとと呼んでいます。
顧客A:確かに呼び方でイメージ変わるけど・・・「空気」はイメージ的にちょっと古いしねぇ。
営業S:高度医療機器とは違い、あくまで健康機器ですから「空気、あっいや“エアー”のみで十分」です。
顧客A:「空気のみで十分」ですか・・・ほんとは酸素を使うほうが効果があるんじゃないの?
営業S:安全に溶血型酸素を増やすことが目的ですので。「空気加圧のみで」充分効果が期待出来ますよ。
顧客A:でもベッカムやハンカチ王子は、酸素濃度を上げた部屋に入っていたんですよね?
営業S:あれは加圧なしの状態で、高濃度酸素を吸っているだけなので、カプセルと同じ効果は余り期待できないですよ。
顧客A:でも本来の医療機器や他のメーカーの酸素カプセルは、高濃度酸素を追加して濃度上げてると聞いたよ。
営業S:医療機器での使用は特殊な症例、例えば全身火傷などの「命に関わるような時に」気圧も2~3気圧まで
上げて使用します。緊急時には「鼓膜に穴を開けて」まで使用する特殊な代物です。利用目的が違いますよ。
顧客A:じゃあ、医療機器以外の酸素器付きの酸素カプセルはどうなの?
営業S:カプセルは結合酸素では無く「溶解酸素」を増やすことが目的です。効果は「空気で十分」なんです。
まず、安全性が第一です。それに、酸素を追加してカプセル内の濃度を上げることはリスクを伴い危険です。
顧客A:効果は「空気で十分」うーん実際に酸素がある方が効果的だが危険ということ何ですね、安全面でリスクが高いって、酸素の濃度の事?それとも、酸素をそもそも使用してる事?
営業S:その両方に言えます。特に濃度に関しては爆発の事もありますので・・・。
顧客A:爆笑ッ!追加している酸素は、濃度にして「30~50%」だし、カプセル内部濃度も精々「数%UPする程度」でしょ?
大体、30%の酸素が危険だっていうなら、大手松下のエア・チャージャーはどうなんだよ?
家でかわいい娘が使ってるんだよ!
営業S:あゎゎぁ、あれは「流量も2L程度の家庭用酸素発生器」なので、それ程影響は出ないと思いますが・・・。はい・・・。
実際にカプセルで使用する場合、濃度30%であっても、各メーカーによってはっきりとしたデータもありませんし
不明な所も多いのですよ。
顧客A:ふ~ん。でも30%酸素では爆発しないでしょう!全くもって納得出来ないが、わぁっかりまぁした。
まぁ、実際に体験してから判断してみましょう。
営業S:すぐに準備いたします。

~準備完了~

顧客A:初めてなんだけど、どれ位入れば効果があるの?
営業S:30分・60分と選べますが、出きれば60分がおすすめです。一般のお店では5,000円程で提供しています。
顧客A:1時間か・・・でも、今日は後で約束があるので余り時間が無いんだけど・・・
営業S:無料ですし、効果を実感するには60分をお勧めしますが・・・。
顧客A:じゃあ、60分でお願いします。・・・あっ、実は私、閉所恐怖症なんですが怖くないですか?
営業S:問題ありません。窓が付いていますので。明かりも入りますし外も見えます。
顧客A:もし中で何パニッたらどうしたらいいの?携帯は持って入っても大丈夫?
営業S:何かございましたら、窓を叩いて中から叫んで頂くか、私の携帯鳴らしてください。
顧客A:携帯に電話ねぇ・・・後、何か気を付ける事はありますか?
営業S:お客様は 「耳抜き」は大丈夫ですか?加圧していく過程で、必ず耳抜きが必要です。
顧客A:「耳抜き」ですか?
営業S:スキューバダイビングした時や、飛行機に乗った時の鼓膜が「キーン」となったことありませんか?
顧客A:足ひれ付けてやる「素潜り」しか無いよ。とりあえず、あくびをしたり鼻つまんだり唾のんだりしたらいいんだよね?
営業S:はい、おっしゃる通りです。ではこちらへどうぞ。あと必ずおトイレも済ませておいて下さい。
顧客A:わかりました。
営業S:特に膀胱が刺激され、途中でトイレに行きたくなる方が多いですよ。
顧客A:へぇ~。そうなんですか。
営業S:あっ、あのっ宜しければ、「耳抜き」をし易くするのにアメ玉どうぞ。舐めていると、唾液が出て耳抜きが容易になります。イチゴ・メロン・リンゴ・ポカリスエットからお選び下さい。
顧客A:じゃあポカリ頂きます。これを舐めてると、いいんですね。ぺろぺろ
営業S:お客様。それでは、加圧スタートします。約10分程で1.3気圧まで上がります。
顧客A:ぉっお願いしま、、(緊張している)
営業S:では別担当の女性スタッフが近くにおりますのでご安心下さい。
顧客A:・・・(小窓からスタッフの脚をガン見する)

~スタートから5分後~

営業S:あっ!(カプセル内に「アイスノン」を入れ忘れた事に気がつく)
      まぁいっか

~その5分後~

営業S:お客様、今ちょうど気圧が1.3まで上がりました。耳は大丈夫ですか?
顧客A:何とか・・・ちょっと・・・うぅ~ぅっ だ大丈夫です・・・
営業S:では残り時間をリラックスしてお楽しみ下さい。
顧客A:・・・ぐぐぅ~

約1時間後~終了5分前~

営業S:お客様、そろそろ終了です。ちょうど減圧が始まりましたよ。
顧客A:すいません!トイレっ!トイレに行きたいです!(チャックを強引に開けようとする)
営業S:申し訳ございません。減圧しないとカプセルは開けられません。あと5分程我慢してください。
顧客A:腹っ!出来るだけ、早くして下さい!
営業S:わかりました、あと少し我慢してください!

~カプセル体験終了後~

顧客A:ふぅ~ 間に合わないかと思ったよ。。。
営業S:はい、どうぞ。 冷たい「水素水」です♪ お客様、体験されて如何でした?
顧客A:う~ん・・・。ゴム臭くて少し暑かったよ。あとは、視界がクリアになって体が軽くなったけど・・・今は耳が痛いなぁ。
営業S:「視界がクリアになる」は酸素の効果です。翌朝の目覚めもいいですよ。因みにタバコは吸われますか?
顧客A:だいたい1日ショッポ2箱位かなぁ。酒は毎日ちゃんぽんで飲むしね。是非、今度は二日酔いの時に試したいな。
営業S:酒・タバコ(一酸化炭素の排出)・二日酔い・寝不足には抜群に効果があります。実はウチの社員も飲み会前後や疲れが溜まった時に使ってます。
顧客A:なるほど。じゃあ、普段より飲みすぎても大丈夫だなぁ!いやぁ~何か本当にちょっと体が楽だなぁ~。
営業S:お客様は酸素カプセルと相性が良い思います。
顧客A:相性が良いねぇ~。いやぁ~良いかもしれないね~
営業S:お客様、今ならキャンペーン中で、特別にお安く致しますよ!
顧客A:いくらにしてくれるの?・・・・えっ300万? いい値段するねぇ・・・高級車が買えちゃうよ~。
営業S:そうですねぇ。でも、車より価値があるとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
顧客A:今は、健康もお金で買う時代だからねぇ。
営業S:後、体験されてから「コレは商売になる」と、酸素カプセル専門のお店を始められた方もいらっしゃいます。
顧客A:えっ。これは私でも販売できるの?
営業S:もちろんです。購入して頂ければ、「特約店」として登録も可能です。
顧客A:なるほど・・・結構面白そうですね。
営業S:お店では、全国平均で1回60分4~5,000円で提供しています。コストも掛からないので、すぐに元が取れますよ。
顧客A:・・・1日5組で、回数券もありで、広告費や電気代で・・・
営業S:広さにもよりますが、やはりカプセル3台~5台を設置して『カプセル専門店』がおすすめです。
顧客A:ちょっと本格的に検討しようかなぁ。
営業S:ありがとう御座います!早速ですが、お見積をさせて頂きましょうか?
顧客A:因みに複数台の場合、キャンペーン価格より値引きはしてもらえる?・・・3台だったら?
営業S:はい、もちろん台数に応じて調整致します。3台の場合は・・・1台50万円引で如何でしょうか?
顧客A:じゃあ、1台100万引きで200万だね。当然、消費税・送料も全て込みだよね?
営業S:いえいえ!消費税は別ですので、別途で16.5万円が掛かります。
顧客A:えぇ~ サービスしてくれないの?
営業S:送料と設置料は、場所と状況により変動します。都内でクレーンなど使わない場合、別途で10万円程・・・。
顧客A:じゃぁ、26.5万円が別に必要なの?
営業S:さようで御座います。
顧客A:高い高い高いよ
営業S:はい・・・。
顧客A:う~ん・・・ここから26.5万円勉強してくれないか?ここからは200万ね
営業S:えーっ・・・200万円は厳しいです!250万でなんとか送料、設置費用は私が自分の車で運びますが・・・・。
顧客A:まあ端数切りで230万コミコミって所だな。 ねぇ、大丈夫だろ?
営業S:・・・・・。
顧客A:とりあえず、まずは家に1台購入しようかなぁ。因みに5台の場合はいくらにしてもらえる?
営業S:5台ですか・・・?その場合は、更に10万円引きとさせて頂きますが・・・
顧客A:5台も買って、1台10万引き?もっと引けないの?5台設置の条件で店舗探すから。
営業S:・・・分かりました。5台購入の場合は1台200万円で如何ですか?アイスノン半年分と冷風機もお付けします。
顧客A:1台200万で・・税込ーコミコミ・・・アイスノン半年分×5と冷風機×5付きかぁ・・・
営業S:いかがでしょうか?この条件で、即ご検討頂けますでしょうか?
顧客A:150万円だったら今すぐ1台買うけどなぁ!
営業S:150万?ですか・・・。
顧客A:あのさぁ、相談なんだけど、さっき体験したそこのカプセルを、中古品として100万円とか無理なの?
営業S:それは・・・100万はちょっと無理です。あれは先週に新品を設置したばかりので・・・。
顧客A:へぇ~そうなんだ。じゃあ、あれは新品なんですね・・・。では新古品として150万込みでは?
営業S:「必ず購入される」といった条件の前提でしたら、一度上に相談しますが・・・。
顧客A:ほう!じゃあ、アイスノン半年分と、冷風機1台付きで上の方と相談してみてください。
営業S:えっ?はい!では、お待ちいただいている間に、お申込み用紙に記載頂いて・・・
顧客A:書類なんか、今書く必要があるの?
営業S:後々、弊社がサポートする為の情報です。弊社は専門店のフランチャイズもしておりますので。
顧客A:ふんっフランチャイズねぇ。
営業S:専門店の場合は、特別に「無料ノウハウ提供」も対応します。
顧客A: 「ノウハウ」なんて余り意味が無いよ。どうせありきたりの内容でしょ?何の保障もないだろ?
営業S:そ、そうですねぇ・・・確かに地域性もありますし同業者も調べる必要がありますし・・・
ノウハウに関しては基本的な事でそれ程、専門的な深い内容ではありません。
また保障する様な物でもございませんが、新規のお客様には好評です。
顧客A:・・・まっとりあえず「ノウハウ」とカタログ。さっきの正式見積もり下さい。前向きに検討しますので・・・
営業S:カタログとお見積もりはすぐにご用意致しますが・・・「ノウハウ」は購入後のご提供となります。
顧客A:「ノウハウ」を売りにしてるんら、全くその内容が分からないでどうするんだよ?どうせ、お粗末なんだろ?
営業S:うっ!いえいえ違いますよ。人気の直営店もございますので、専門のノウハウ提供が可能なのです。
ノウハウ無しでは失敗も多いのです。
顧客A:じゃぁ、そこまで言うんだったら、直営店のここ半年ほどの「売上げ表」を見せて下さいよ。
営業S:うっ売上表ですか?
顧客A:カプセルの販売は別として、専門店がどれ位回転しているか、月に幾ら儲かっているのか?
家賃・光熱費・人件費・広告代など参考に確認したいし。
営業S:いやぁ~お客様、誠に申し訳御座いませんが、詳しい内容はお見せすることが出来ません。
特に、ご契約を頂いておりませんし、現時点ではちょっと・・・
顧客A:もういいよ!お前なぁ「現状、儲かってるかどうか分からない専門店のノウハウ」は無意味だよ。
酸素カプセルは高い買い物だし、ノウハウ・フォローは当たり前。こちらは商売をすぐにやめる訳に行かないしね。
アフターメンテや業界の情報提供などもあって「長く互いに良い関係で付き合いが出来るか」判断するでしょ?
こちらは失敗すると、もう歳だし借金背負ったら終わりなんだよ。製品と購入先は重要だよ。
「ノウハウ」は基本の部分で、重要なのは「差別化」だよ。「すぐ近くに同様の店が出来たときでも勝てるか?」
「基本コンセプト・同じ製品・同価格のでも、地域でお客さんに選ばれる店であり、リピーターになってもらえるか」
どうかだよ。別に最初からお宅らにどうにかしてもらうつもりはないよ。売上保障コンサルじゃないだろ!

ただ、そちらが中途半端な「運営ノウハウ」をちらつかせるから言ってるんだ。

営業S:・・・おおっしゃる通りです。末永くお付き合いしたいと考えています。今後、差別化も検討させて頂きます。
「ノウハウ」とは、あくまでも「サービスの一環」なので・・・すいません、はい・・・
顧客A:フランチャイズにしても、以前に弁当屋のFCに加盟して色々と痛い目にあったからね。
結局は「オーナーがんばれ!」で終わるでしょ。指定の内装・看板代に加えて、加盟金や毎月FC料もあるし・・・
ただの客としてしか見ていないでしょ
営業S:はぁ。
顧客A:コンビ二があれば商圏調査なんか不要なんだよ。あんなもの依頼すれば1~2万でデーター取れるしね。
営業S:「釈迦に説法」とはこの事で御座いましたね。お客様に「経営ノウハウ」なんて、ご不要でしたね。
顧客A:もういいから、時間ないし。
営業S:しかしさすがでございます!「食」は強いです!弁当屋は潰れませんよね。選択がすばらしいです!
顧客A:・・・。
営業S:今は、どのぐらいまでお店を増やされているんですか?ちなみに「か○ど屋」さんですか?
顧客A:違うよ「ほ○かほ○か亭」だよ!真向かいに同じFCが出店したと思って本部にクレーム出そうと思って良く見たら
「ほ○かほ○か」だった。信じられるか?それに加えて、駅から店までの道に、コンビ二が2軒も出来るし・・・。
本部に助けを求めても・・・あー思い出したくもない!!!
もういいわ、時間ないし耳も痛いし、元気になったから走って帰るよ!
営業S:あっ・・・お客様! お客様・・・!

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