TOP業者選び > 総合のまとめとして
総合のまとめとして 総合的なまとめ~メーカー・販売会社選び方~

『会社の姿勢と営業マンの質の見極めが重要』
どんな商品でもそうですが、「宣伝しなくても売れる」商品が存在します。まず、一つ目としては「資料請求・問合せ」をした時の対応で、「しつこい営業電話と他社非難」をする会社の製品は、まずそれほど売れていない証拠になります。また、連絡が入った時に何故かいつも「間が悪い」「タイミングが悪い」のは「お客様の状態=商売を把握、理解していない」といった、売る側のエゴが表れている証拠です。またこのご時世、価格は最も重要です。開発能力のある会社を見極めましょう。

営業のスタンスとして、第一に「ご商売(利益)の邪魔にならない」ように推測し「この時間ならご迷惑にならず
電話に出て頂けるのではないか?」とお客様に対して“気遣い”があり、「こちらのビジネスを理解しているか?」といった部分は、今後の付き合いを含めると、本当に大切な部分だといえます。
その考えは、“この会社が業界の流れを敏感に把握し、業界で生き残り、末永く良いお付き合いが出来るかどうか”といった、今後の可能性にも繋がります。

二つ目としては、担当者と話をしている時に、ちょっとした「感覚のズレや温度差、不安」を感じたら
その会社との付き合いは、極力避けるべきでしょう。
もちろん担当の営業マンの能力で、ベテランと新入社員の差はありますが、会社の看板を背負って『高額商品の話』をしている訳ですから、「今ひとつの営業マン」は社員をしっかり教育・管理が出来ておらず、その会社も提案力も含め「今ひとつ」といったところともいえます。
とても些細なことだと思われるかも知れませんが、数少ない材料としての『見極める判断』としては非常に重要です。何度もお伝えしていますが、『酸素カプセル』は新車が買える程高額な『特殊製品』なのです。


判断するポイント-極めつけの6カ条
1.購入先はメーカー、もしくは販売元か正規代理店か?
2.販売会社と「感覚のズレや温度差、不安」は無いか?
3.製品は本当に国産か、輸入品/中国・韓国・アメリカ製・個人輸入品か?
4.大きなトラブルがあったとき、この会社はどう対応してくれるか?
5.担当者は、誠意を持って納得行く対応をしているか?
6.同型商品が氾濫している、ロゴシールを張替ただけで「新製品」「弊社オリジナル」
などとし販売している旧型酸素カプセルのOEM製品で無いか?
7.リースの料率に誤魔化しは無いか?5年で1.9%が相場です。必ず料率を確認しましょう!
8.気圧は1.2?1.3?1.5?性能と価格バランスを把握。気圧はしっかり確認しましょう
9.他社非難ばかりに会社は自社製品に自信がない証拠です。

特に注意が必要な販売業者の例
〇社名が身の丈に合っていない。途方もない大きな社名には注意!
○サロンを運営し、片手間で販売している販売会社
○ノウハウを“売り”にしている会社
○他社の批判や、自社製品以外を悪くしか言わない販売会社
○母体が、訪問販売会社、ネットワーク会社(以外に多い)
○リース代行業者(HPの価格表示が“リース料金のみ”が多い)
○メーカーをアピールする。安定した製品は代理店が構築されています。
○FDAやNASAは海外製の証。~に認められた表示やそれを利用した表現や効果を謳うと違法である
「効果効能」に惑わされてないか?
○見積価格は今の相場に合致しているか?

以上の点を「最低限」重要視して、いい製品を選んでみてください・・・・

 その他、お悩み相談メールQ&Aもご覧ください。


※ ※ ※ ※ 追 記 ※ ※ ※ ※ ※

ここでは少し余談になりますが、「美容・健康業界」に関する業界の流れについて。
内容は、実にくだらないかと思いますが、宜しければ時間のある時にじっくり読んでみて下さい・・・・

『業界全体の流れからの見極め方・・・』

どのような業界にも、時代の流れはあります。特に近年の美容・健康業界は波が荒く、動きも早くい為に『ブームが来れば異業種からの参入』も激増する傾向があり、ブームが去った途端に専門業者が倒産(夜逃げ?)しています。多くの美容・健康業界における製品のブームの切欠は、TV・タレント・女性誌・インターネット(ブログも含む)と「美容整形」の分野で注目を浴びた商品です。
もちろん「ブームの仕掛け」もありますが、この業界はファッション業界のようにまとまりが無い為、数年前に
メディアを利用して成功した「ブルブルフィットネス」位といえ、最近では「一攫千金」に繋がる商品は
少ないといえます。

また、業務用の美容・健康業界は、分野として「美容整形」は仲間の部類に入りますが「薬事法」「TV通販」「同業者」に関しては、多くのしがらみをもった云わば「敵」ともいえます。
より美しく・いつまでも若々しく綺麗に~ダイエット・アンチエイジングを謳う「美容整形」の場合、プチ整形脂肪吸引やメソセラピー・リフトUP・金の糸・血小板~などと表現する事で、「美容整形業界」が常に新しい物を取り入れているイメージを、莫大な費用を掛けて宣伝広告し“ミニブーム”を起こします。
ここに目を光らしているのは、美容(エステ)・健康業界です。
業界にとっての最大の敵「薬事法」に、引っかからないよう「脂肪溶解注射(メソセラピー)」→「痛くない(注射を使わない)新しい痩身機器!(?)メソセラピーをご存知ですか・・・」などと上手く表現を変えては
新メニューを作り、消費者の関心を惹くような機器製造・輸入・販売に励みます。

商品の開発も「ゼロからのスタート」では無く、美容整形のミニブームに乗る「弐番煎じ」な訳なので、美容整形の広告宣伝効果にも肖り、比較的簡単に美容・健康業界でもミニブームが起こります。そうなると販売元には、美容・健康機器の代理店希望の業者が押しかけ、問合せが増えます。国内の輸入業者は在庫を切らせないよう、国内に大量ロットで契約しえて製品を「輸入」します。
もちろん「同業者」の耳にも、直ぐに情報が入ります「あの製品が売れているらしい・・・・」と。更に同業者でもそこそこ資金力のある会社は「自社製品」として販売する為に、他社と同様の動きをします。よって同カテゴリの製品が数社から販売され、結果的にサロン導入率も上がり、その製品がメディアに取り上げられると、いよいよミニブーム→本格的なブームへ発展して行くのです。

加えて、ブームが来るとこれに目を付けるのは「TV通販」です。
「業務用で売れている」「エステサロンで人気」の商品を“安く”すれば、「必ず」売れます。
薄利多売の「数」で勝負です。美容・健康機器販売業者も、その商品が「TV通販」に目を付けられたら最後です。忽ち弱小の輸入販売業者は「日本に1社の総販売元」の契約を結んでおり「海外メーカーを押さえているので安心」なんて思っていても、海外のメーカーは、大手商社や現地法人で管理していない限り、資金力のある「TV通販」には到底太刀打ち出来ません。
当然、注文ロットが50台から5000台になれば、コストを抑えた『家庭用~』としてコンパクトに使いやすくなった同カテゴリーの全く違う製品も販売されてしまいます。とどのつまり、仮に海外メーカーが断ったとしても「中国」で造れます。

せっかくブームに乗り順調に輸入・販売していたのに、価格が3分の1以下の製品が出回ると途端に「売れなく」なります。販売業者は、「業務用と家庭用は全く違います!」と必死になります。確かに製品の出力や耐久性が確かに違うのですが、消費者には伝わりません。遂には、粗末な簡易的な物でなく業務用に近い製品も安価で出てきます。こうなると最終段階です。

ブームに乗った販売業者は、輸入元と毎月50台ロットの契約していたので当然苦しくなり、支払いが出来なくなります。輸入業者(輸入元)は、販売業者との契約があり、海外メーカーとさらに大型200台の契約をしています。結果的に、同社とも売れない高い仕入れの在庫を大量に抱えてしまいます。

この様な状況になると、どの業界でも同じですが、まずは末端の在庫を抱えた代理店が倒産→売り掛けが入金されない→販売業者や卸業者が倒産→輸入業者(輸入元)は販売元から支払いが無く同じく倒産。順番はどうであれ「共倒れ」の仕組みです。

しかし「TV通販」の業界は、この動きを敏感に察知し輸入・仕入れをストップする事が多く、対策も早い為に損害を最小限に抑えることができ「生き残り」ます。最悪は、業界に無知な資金力のあるオーナーが「これは儲かる」と、海外輸入メーカーに依頼し『日本で必ず売れる』などと騙され、“新製品のカタログ”作りに必死の時にこの状態に気がつくケースです。「TV通販」で安く売られている情報など普段は気にもしていない方の多くが、このケースに嵌ります。急いでキャンセルしても、もう後の祭りです。

一般消費書にとっては、機能・品質が優れ、価格の安い製品は非常に喜ばしいことです。
しかし、商売として利用しているサロンなどはそうともいえないのが現状です。その製品が、サロンの数あるメニューの1つの場合、被害は最小限で済みますが「専門店」の場合は終わりです。家庭用製品がネットで氾濫し、中には商売を始める所も出てきます。この辺りでブーム終焉を迎えます。

こうなる前に購入した付き合いのある業者から「対策・提案」があったのでしょうか?
自社が倒産の危機だと言うのに、他人(サロン)はかまってられません。業界の動きを敏感に察知し、対策し「生き残る業者」はきっと「今と今後の対策と提案」があるでしょう。先が見えない・見えなかったのでは無く、見ていない業者も多いのです。

どの業界でも判断の基準としては、「提案力」と「先見の目」は重要ですね。

▲ページの先頭へ