質問:24時間フィットネスを運営しています。都内のメーカーに「加圧する酸素カプセルは大変危険、意味が無いし時代遅れです。これからの時代は加圧をさせない酸素ルームです!」と物置に似た酸素の部屋を勧められました。酸素カプセルに圧力がかかり気圧を上げることも知らず、その時は安いし数人一緒に入れて良さそうだと感じました。猛烈な営業に押されて「キャンセルの場合は返金する」条件で手付け3万円を渡しました。
それから酸素カプセルについてネットで色々と調べるとどうも失敗だったようです。
酸素バーの酸素吸入から減圧ルーム、酸素ルーム、酸素カプセルとの違いも分かりましたのでキャンセルしようと〇〇〇社へ連絡しました。すると「社長あなたは間違っている、これからは、、、」「もちろん加圧して酸素カプセルと同じように使えます。しかし、最近は減圧する低気圧も人気があり、いまじわじわノン加圧来てますよ」とマシンガントークがスタート。何より「一人でしか利用できない酸素カプセルと違い回転率や投資効率良い」と止まりません。
他社の酸素カプセルを検討していると伝えると「どこの業者ですか、見積もりはいくらででていますか?関西ですか!?もしかしてあの会社?あそこだけは駄目です。後悔しますよ!」としつこく質問攻めにされました。
前夜にこちらのHPを見ていましたので「このことか!」と笑いそうになりました。いまだにしつこく連絡が入りますが、手付けは勉強代と考えて諦めようと思います。多数で利用するには無理がありますので酸素ルームではなく1人用の酸素カプセルを導入しようと思います。
管理者様がある特定の機器を推薦しないのは重々承知していますが。24時間フィットネスに適した安心して購入できるメーカーや機種名を教えて頂けませんでしょうか?
ご検討 どうぞよろしくお願い致します。
回答:「これからは加圧をさせない、、、」では無く「加圧出来ない」だけではないでしょうか。加圧する為には密閉状態をつくることになり隙間だらけのお部屋とは全く違います。酸素ルーム自体は、提供メニューとしては悪くないと思います。
しかし「酸素ルームの規格や基準」はありませんので、その商品が「本当に酸素ルーム」と呼べるかどうかの判断は難しくなります。ある意味、ある人がこれが酸素ルームですよ!と言えばそれは酸素ルームなのです。業務用の場合は、業種や宣伝文句にもより、ユーザーがの何を期待にするかは変わります。ユーザーのイメージに近く対価に対して見合ううかが基準になります。
殆どのユーザーの酸素ルームのイメージ → 高濃度の酸素が充満しているお部屋
ペット・動物用の酸素ルームの場合のプラや塩ビ系の箱サイズ50×50㎝程で適度な密閉空間※必ず空気穴は必要です。使用環境にもよりますが、大型の酸素濃縮器1台で酸素流量10L、酸素濃度50%程度であれば小さな箱の中の下上角どこで計測しても30%以上の酸素濃度が表示されるでしょう。しかし、人間が数人入れるような大箱・大型は全く話が違います。酸素濃縮器の20L以上の大流量を最低5台は使用し、空調や換気循環システムなども必要で本格的な酸素カプセルの数倍高額になります。
普通の部屋に酸素濃縮器を入れて「酸素ルーム完成!」と簡単に考えている業者が多いのも事実です酸素カプセル専門!の裏返しは酸素カプセルをきっかけに立ち上げた会社で酸素カプセルしか販売していないだけというメーカーが多いのです。その製品は、加圧も出来るとのことですので酸素カプセルの酸素ルーム型です。コンプレッサーを止め接続している酸素濃縮器のみを稼働させて「加圧しない酸素ルーム」と言っているのでしょう。
大変申し訳ないのですが、こちらのサイトでは特定のメーカーや機種の表示は出来ません。また、メールで内緒で教えて!とご丁寧なメールも多数お問合せ頂いていますが、対応致しかねますのでご理解下さい。サイトからヒントを得て頂くしかありません。
数社にコンタクトすれば今回のようなことは避けることが出来ると思います。
この業界は???な業者が多いので電話で話をするだけでも対応に雲泥の差があると思います。問合せをした翌日からの追いかけ営業電話の数でも判断できます。また手付3万円に関しては、残念ですが業者は交通費と認識していると思います、そのままにしているとまず返ってこないでしょう。正式にキャンセルを伝え返金する口座を記載し書面でFAXして下さい。
【質問・追記】後日、丁寧なお礼のメールを2度頂きましたので追記いたします。
「あれから、何度もこちらのサイトを読ませていただき勉強になりました。「・・・(省略)・・・」無事に返金に応て頂けました。しかし、もう一度チャンスをください!としつこく言われ、不信感は有りましたが同メーカーと再度商談しました。酸素カプセルとの違いや加圧のことや酸素濃度のことで質問しましたらこちらの回答の通りで「実は酸素カプセルのように加圧も出来るが、流行りの店ではお客様が加圧を嫌がるので店舗では酸素ルームとして利用している。気圧の上がる1人用酸素カプセルも取り扱いがあります」と言っておりました。
結局は酸素ルームの社長へ断わりの連絡を入れ「・・・(省略)・・・」その後新たに3社へ問い合わせをし商談しました。「・・(省略)・・・」実は3社の内の2社とも社長さんが窓口で最初の酸素ルームの業者と同じこと「〇〇〇会社の酸素カプセルは劣悪コピー品で訴えられている。爆発事故が起きた。〇〇〇から連絡が有っても絶対に無視した方が良い。関西に行ったら丸め込まれる」と言っておりました。実際に「・・・(省略)・・・」ショールームで体験すると他のどの製品より音が静かで耳抜きも楽でここまで製品に違いがあるとは考えてませんでした。それに当たり前ですが、唯一社長さんが担当でない〇〇〇さんの営業マンだけ一切他社非難しませんでした・・・(省略)・・・。
契約したのは皆が劣悪品と言っていた製品名〇〇〇、〇〇〇さんです。リテラシー様から この業界は???な業者が多いのお言葉を念頭に、クーラーのQ&Aの内容の中で・・・(省略)・・・全業者社が集中的に1社に対して誹謗中傷する意味が理解できました。まさにそのままコピーされているかのように酷い内容でした。〇〇〇さんの酸素カプセルは、素人目でも性能も価格も一番優れていましたし接客対応も素晴らしく価格や性能すべて納得して契約出来ました。予定の3分の1に収まり感謝しております。本当に感謝しています。有難うございました。・・・(省略)・・・しつこい奴と思われても、私の気が収まらないので・・・(省略)・・選択に間違いはなかったと思っていますが、YESかNOだけでも構いませんのでお答頂けないでしょうか?・・・(省略)・・・」
【回答】まずは、返金して頂けたとのことで安心いたしました。本来、今これを読んで頂いている方にとっては「・・・(省略)・・・」をオープンにするべきですが、あまりにも正確に臨場感溢れる詳しい内容でメーカー・業者名・製品名・見積り価格・担当者名も事細かく記載されていまして、4社の社名と製品名の記載があり、喜ぶ業者1社・喜ばない業者3社は問題ですし、特定の業者を推奨してしまうことになりますので省略させて頂きました。
ちなみに喜ばない業者3社の内2社は以前にこちらへ強烈なクレームメールを繰り返し送ってきた経緯があります。仮に○○○社としても、製品に特徴があるのでどこのメーカーのどの機種かも分かってしまいますの「・・・(省略)・・・」とさせて頂きました。会社の代表者が担当で他社非難すること自体がおかしいですからね。会社の社長が担当だから安心すると思われる方もいらっしゃいますが、私は紹介でない限り社長が直接営業していたら後々怖くて契約しません。
本当に礼にはおよびません、こちらのメールで十分です。ご自身で納得の行く選択で出来た。それが一番うれしいことです。最後に今回の問い合わせ様へ
「心配無用です、貴方の選択はYES!です。貴方は間違いなくベストな選択をされたと思います」
質問:治療院の場合、加圧するボックス型ルーム型と一般的な酸素カプセルではどちらがお勧めですか?「ボックス・ルームは2人同時又はサイズにより多人数6~10人で同時に利用でき、出入りも足腰の悪い方には最適。また中で寝ころぶ必要が無いので衣服も着替える必要がありません。椅子に座れて会話も楽しめます。また最近では中でカラオケするのががブームです!」と業者から紹介されました。またネットで調べると中古もいくつか出回っているようです。価格は一般の酸素カプアセルよりかなりはりますが、大人数で入れるボックス型ルーム型に気持ちが傾いています。当初、酸素カプセル4-5台予定でしたが大型1台にしようかと考えています。また、今回の新店舗の出資者も非常に気に入っています。
近隣に導入している所は見かけないので色々と探してみてはいますが、介護施設などにしか置いてないようで、大型のルームやボックス型の酸素カプセルについてご意見頂けますでしょうか?
お見積としては○○○円でして、宅ファイル便です、リンクをクリックしてダウンロードしてください。お見積書2枚、図面、酸素ルームの見積、事業計画書と資料です。メーカー○○○ 納期・・・(省略)・・・どう思われますか?ストレートにズバリお答えいただけましたら幸いです。
回答:対酸素カプセルに対してのボックス・ルームのメリットは業者さんのおっしゃる通りです。ルーム型・箱型ですので出入りやし易い・多目的性・アミューズメント性に関して、無理やり良く言えば酸素カプセルより一歩リードしています。多人数で同時に利用でき、出入りも足腰の悪い方には最適。中で寝ころぶ必要が無いので衣服も着替える必要がありません。椅子に座れて会話も楽しめます。なるほど間違いはないです。
しかし、ボックス・酸素ルームのデメリットを隠して、酸素カプセルの本来の目的と違う部分を無理やり比較した内容です。バイクや普通乗用車と大型バス車両を比較していることと同様です。
酸素カプセルは、仮眠カプセル・爆睡マシンなどと呼ばれてます。カプセルの中で「一人で横になる・寝る」ことが最も重要なポイントです。また、二人や大人数で入るメリットとしてのお友達や友人の場合「楽しめる」のは確かですが、酸素カプセルはアミューズメントマシンではありません利用されるお客様は「健康・美容、怪我や病気のなどの改善回復やリラクゼーション・癒し、特に疲れている方は、深い眠り」を期待しています。特に新規のお客様の場合、対価に対して「目的・体感の期待外れ」は致命傷でもう二度とお店には足を踏み入れないでしょう。
しかし、現在のボックス・ルームは、更に(何故か)大型化しました。この数年で何故か急激に介護施設等に導入されています。
旧ボックス・酸素ルーム業者が、エステ・フィットネス・鍼灸整骨治療院系から販売ターゲットを擦れていないお客(酸素カプセルを知らない業界)介護施設系にシフトしたのでしょう。
ボックス・酸素ルーム型は、酸素カプセルとしてはもう過去の代物で大幅な改良改善が必要です。特に介護施設系の場合では、ボックス・ルームの出入り口の段差を無くし/バリアフリー化 ボックス内を車いすで回転出来るスペースまたは介助者も考慮したスペース必要。また転倒防止対策と転倒した時の安全対策としてボックス内の床・壁にクッション性のある素材を使用し、手すりは必須。緊急連絡ボタンを手の届く範囲で上下に設置する。車椅子対応でなくともリクライニングからフルフラットにするには、酸素カプセルの3倍以上の容積が必要で「設置スペースが大きくなり高額」になります。そして急激な体調不良によるカメラ等の「見守り対策」も必要でしょう。また大型の為、搬入条件が極端に悪くなり現地工事組み立てが必要で空調特に室外機の設置場所、予算も含めて設置できる場所は限られてしまいます。
また、もっと大きな問題まやかしが見え隠れしています。最初のメール質問の「加圧させない酸素ルーム」と同様です。業者・メーカーは、1人用の寝て入る酸素カプセルより大型ルームの方が回転率が上がりメリットがあると営業しています。でも落ち着い良く考えてください。リラクゼーション・癒し・健康ビジネスは「お一人様からお二人様」が多いのです。仮に喫茶・カフェをオープンするとします。多人数用6人席や10人席ばかり並べますか?出会い喫茶とは違いますよ、普通の喫茶・カフェです。通常はお一人様のお客様も多いので2人席をメインに使用し、3人様が来店された場合は2人席テーブルを引っ付けて利用します。それが最も回転率が上がり効率が良いのです。
ボックス型・酸素ルーム多人数ではいるメーカーの営業トークとしては
・酸素カプセルの新しい形・効率よく多人数同時に入れる・中が広くてゆったり
・出入りし易い・お友達同士でおしゃべりしたり、カラオケしたり楽としめる
・費用対効果が高い・集客できる・何と言っても楽しみながら健康になれる
しかし、酸素カプセルは筒状円形でカプセル内の加圧=外に向けて膨らもうとする力対して均一に分散させる曲線アール形状・横長円筒状で構成された理にかなった設計。言わば1人用の寝る酸素カプセルは加圧マシンの完成形です。それに対して酸素ルーム・ボックス型は四角形でフラットな面多く4つ角が有り、圧力に対して非常に弱い設計です。しかも、大きくなればなるほど脆弱になり、加圧・減圧の時間も長くなり換気効率を上げる為にコンプレッサーも巨大なものを用意しなければなりません。
これは、角のある四角いタンクローリーや四角い圧力鍋が存在しないことが証明しています。
「加圧させない酸素ルーム」 =「加圧させる酸素ルーム」は、基本は同じ製品だということです。※加圧+減圧室は、理論がまた別物です。減圧は気圧症に通づる所もあり危険です。
可能性として考えられるのは、加圧すると漏れてしまう、歪んでしまう失敗作を「加圧させない酸素ルーム」として販売している又は加圧は出来るが耐圧性能に自信が無いのでしょう。
推奨は1.1や1.2気圧です!と出来るだけ気圧を上げないで利用させようとする業者もいます。
介護施設系ではあくまでも皆で入れる酸素カプセルとして「楽しみましょう」の押し押しトークで、酸素カプセルの基本「加圧」「気圧性能」比較を濁した営業トークが展開されている。また、利用者は高齢者が多く酸素カプセルを知っている方は殆どいないし介護施設系のオーナーも健康業界慣れしておらず過去の酸素ルーム・ボックス型から現在の筒状1人用の酸素カプセルへ進化に至った経緯や理由を知らない。
メーカーからすれば、お金のあるとても美味しいド素人・太客です。
酸素カプセルは、カプセル内の気圧を一般気圧1.0気圧から1.1、1.3とカプセル内部を「高加圧環境」に造り出す機器です。そこを重要視させない説明でエンターテイメント&健康で誤魔化されています。実際に大型酸素ルーム・ボックス型を導入している介護施設系では、気圧を殆ど上げずに使用しているのでしょう。酸素カプセルで1.3気圧設定で1.1気圧まで上がらなければ「故障」ですが、気圧を重要視していない訳ですから、利用者や担当者からも気圧が上がない!クレームも少ないでしょう。確かに気圧を上げないので有れば、コンテナと同じです。5-10分の1でお安く購入できます。
介護施設系ではない一般店舗の場合でも大型ボックス型1台で3人-6人同時に利用出来ます!と聞きすぐに「投資効率が良く、それはイイ!早期回収!儲かるぞ!」と思った貴方は、高気圧酸素カプセルを全く理解されていません。
過去に大型ボックスやルーム型は、OEMが異常に多く何度も問題になり倒産・撤退があり、撤去費用も凄い金額になります。友達・カップル・恋人以外で見ず知らずの赤の他人と密室で1時間、色々な問題が発生します。
特に敏感な男性は膀胱を圧迫されてすぐにトイレ!トイレ~!です。
6人中の1人が
すみませんちょっとトイレ~! うぅー急に体調が! 何か怖いなー出たい!
何んか臭い「誰だ?」臭過ぎて気分が悪い! ※体臭・おなら・げっぷ等の臭い等
あのおじさん私を舐め回すようにジロジロ見てる、気持ち悪い!怖い!
6人中の1人が
「出たい」となればトイレと同じく、また最初からやり直しです。最初の加圧10分間+減圧10分で20分、そこから再スタートで20分×2となり合計40分の無駄な時間が発生します。これで成り立つ訳がありません。
6人中の1人が
「不快」と感じれば、その時間はリラクゼーション・癒しとは逆の苦しい時間」「耐える・我慢の時間」拷問タイムです。いったい何の効率が良いのか何が費用対効果なのか?商売成り立ちません。健康業界での大人数で同時利用のビジネスモデルは本当に難しく全国に導入が少ないブーム時以外は成り立ちません。
(例1)ゲルマニウム温浴6人用・10人用などは現在、全ての大型メーカー倒産・撤退。大ブームの当時は、確かに10年程は稼働率も良く儲かりました。しかし、それはゲルマニウム温浴が少ない時代の話。近隣にプライベートを重視した店舗ができれば、自然にお客様が減り、その他の理由としては男女問わず皆と同じゲルマニウム液に手足を浸す衛生面等や横を見たら知らないおじさんガン見等々、急いで「女性専用!」を掲げるが、、、もうお客様は離れ不人気になり店舗壊滅。現在はプライベート性を重視した1人用ゲルマニウム温浴機器として2メーカ、人気の定番メニューです。
(例2)岩盤浴、20人・40人は同時に入れる、、、(ゲルマニウムと被るので、省略)。。。週刊誌で『岩盤浴は菌の温床だ!!!』との見出しでやられて専門店は壊滅。最終的にはスーパー銭湯等の複合施設のみが生き残っています。※そこそこの資金が必要でしたので撤退時の解体費用も桁違いで追い打ちに、、、自殺オーナー計り知れず。
多人数・大人数で同時利用の美・健・癒ビジネスモデルは、最後に必ず崩壊しています!
特に今回のお問合せは治療院とのことですから、足を運んで頂いたお客様は「治療目的」です。患者様を楽しませることを考える前に苦しい・病気等でお悩みを治療・改善してから、楽しませてあげてください。
まず、大型ボックス・ルーム型で多人数で利用する場合、リラックス出来ず酸素カプセルの体感・効果は得られません。それも15年以上前に運営者は、散々な目にあって、多人数→単身1人用に移行してきたのです。
「サークルの皆で一緒に」で「新しい友達ができた」など一部の人は喜ぶかも知れませんが、、、
改善や健康美を求めるお客様には向いていません。
ボックス型ルーム型酸素カプセルの実店舗への導入率が低いのは、ボックスは酸素カプセルカテゴリの中では最も古くから販売されており、当時は本体も設置費用も高額であったこと。そして今も昔も変わらないのは「座る=体が曲がる」ことにより一般の「横になる=体をフラットに」にする酸素カプセルと比べると<利用者の体感が落ち効果が半減してしまいます。
ボックス型・ルーム型から、ノーマルの横になる1人用の酸素カプセルへの買い替えが多いことで証明されています。また、酸素カプセルは転売することが可能なのもメリットです。1人用の酸素カプセルの中古需要は高いので、購入した製品選びに間違いが無ければ、転売時にマイナスになりことはまずありえません。
仮に利用時間が10分・20分の場合で、“酸素カプセルのお試し”としてのボックスは観覧車のようで楽しめて最適ですが、酸素カプセルの効果を体感できる推奨利用時間は約1時間です。
カプセル内でゆったりプライベートな空間でリラックスして利用して頂く訳ですから、良く熟慮し選択を誤らないで下さい。
また、最近はボックスの中でカラオケが人気!などと営業している業者も、、、それこそ瞬時に二酸化炭素で溢れかえります。カラオケであればコンテナでも購入して内装を豪華にしても10分の1以下の費用で済みます。
酸素カプセルは「全身を加圧し溶解型酸素を増やし血行促進・リラックスして知らない間に眠りに落ちて、気が付いたらもう一時間経ったのかと驚いて、視界もクリアで体が軽くすっきり!してまた驚く」このパターンが、酸素カプセル利用した時のお客様の反応としては理想であり基本です。
治療院で先生と呼ばれる方であれば、「酸素カプセル内で真一人でっすぐに寝る・横たわる」のと「数人で酸素ルーム・ボックス内で座る・体を曲げる姿勢で楽しむ」では「血行促進・リラックス・全身均一加圧」する場合、どちらが効果的かはお分かりだと思います。もちろん「寝るのが嫌、一人じゃ嫌、怖い、入り難い」の方もいらっしゃいますが少数派でしょう。ボックス1台だけで他の治療院と差別化!同時に6人も利用できて効率良し!と15-20年も前には、良く業者から聞いた話です。その営業トークが過去の悪例です。忘れ去られた今またその営業スタイルが復活しているようです。
治療院は堅い・真面目・正統派なイメージも重要です。内装が派手なもの楽しむことより
患者様の目的を考えて、大型ボックス・ルーム型は避けた方が賢明です。
お客さんは、こうしたら喜んで頂けるのでは?回転率上げて儲かるかな?それは間違い、素人の妄想と違いますか?今回の出資者も非常に気に入っています。とのことですが、私は、お客様が酸素カプセルに求める理由をはき違えたオーナーの失敗例を嫌というほど見てきました。紹介されたクライアントから「ボックス型と酸素カプセルどちらがいい?」と相談はされるのですが、共通しているのは何故かオーナーは既に完全に多人数・ボックス型に傾倒していて何かワクワクしているような浮足だっているような様子で自分の中で90%決めている状況で相談されるのです。
例えは変ですが、
お父さんが普段全く会話の無い年頃の娘さんに女性店員の「今流行り、娘さん飛んで喜びますよ!」いいなぁー「素敵なお父様♪」と言われるがままの時代遅れの特殊な独特なデザインの服をプレゼントするような、、、
娘の喜ぶ顔を想像してワクワクでも少し不安でドキドキ♪ 購入ポイントは女性店員の「素敵なお父様♪」のキーワード「素敵」が大きくオヤジを刺激し判断能力を鈍らせ購入したもの
それを少し相談があるんだ。ニヤ付いて「これ娘に渡して大丈夫かなぁ?どう思う?」
このパターンに何故か大型ボックス・酸素ルームを相談してくるクライアントに非常に似ています。このパターンは本当に大変です。酸素カプセルの知識が乏しく完全無欠のワンマン社長を説得することはさらに難しいです。相談してきたにも関わらず、最初から聞く耳を持たないのですから、、、実はもう既に買っていることも多々あります。
「おー社長!流石です。素晴らしい!」の答え・共感「同意」を期待していたのでしょう。
それでもどう思うか?と意見を求めてきます。自信はありますが、やはり高額ですし、物が大型、導入した成功事例も?不安も少しはあるのでしょう。
その場合は秘書や右腕の方へ少しお時間いただければ必ず「これは大変なことだ!」と理解して頂けるのですが、即座に回避できる場合と説明しても「でもオーナーが、、、決めたとで、今回は、、、」と、どうしようも出来ない場合も意外と多かった記憶が有ります。皆様、それぞれの立場もありますし保身も強く働きます。
断言します。これは、高度な「マジック」です。本当に惑わされないでください。
貴方のお店は「大行列の出来る店ですか?」「毎回4人用-10人用が満員になりますか?」「その中の1人でも出たい!は考えましたか?」「もし撤退する場合の費用は?」「男性と女性の場合は目的が基本的に違いますよ」「サラリーマンは爆睡目的、アスリートーは?美魔女は?」「お客様が酸素カプセルを利用される目的は知っていますか?」「運営側の酸素カプセルの提供する目的は明確ですか?」「ルームは解放感が有りますよ!酸素カプセルは閉塞感があって閉塞恐怖症の方は入れない!いえいえ、それより耳抜きできない人の方が多いですよ!」「それは無いと思いますが、まさか減圧ルームじゃないですよね、、、アスリート専門ですか?グーグルで良く調べてください!多人数タイプは減圧式でしたが死亡事故もありましたよ」
もう一度、本当に落ち着いて 良-く考えてください。「見知らぬ赤の他人が多人数で入るデメリット」「男性・女性、どう分ける?客層は想定できていますか?
本当に嫌がる人が多いのですよ。 勝手な思い込みや空想ではないですか?
ボックス型・ルーム型の商談時、その時の貴方のテンションは?冷静でしたか?
特殊な業種以外は、大型ボックス・ルームの大人数は利用はお勧め致しません。費用対効果が高く、お客様の求める目的が達成できる1人用の酸素カプセルがお勧めです。
若しくは、酸素カプセルも一度リセットするために止めた方が良い思います。
今回、しつこく書きました(笑)でもまだ書きます。理由は、過去の経験上「大型ボックス・ルーム型」を選択しよう決めたオーナーの”意思は石より硬い”のです。相談されて下手すれば「逆切れ」されます。「大型ボックス・ルーム型」を選択しよう決めたオーナーの共通点は一点で皆同じです。それは、 酸素カプセルことを良く知らない、調べていない「無知」なのです。
もし、これが1人用酸素カプセルの相談の場合はこんなことにはなりません。何故なら、 酸素カプセルは全国どこでも導入されていますから、参考事例が多く実際に店舗へ足を運び体験し知識が有る程度あるのです。酸素カプセルの同士でしっかり比較が出来るのです。大型ボックス・ルーム型と酸素カプセルを比較してはだめです。
失敗して初めて理解、高い授業料だったなぁー 程度では済みません。
失敗した場合、その損失額の大きさにとお客様離れクレームに悩み、売り上げ減に落ち込み、苦しみさらに転売できない場合が殆どですので撤去費用が追い打ちとなり叩きのめされます。
潤沢に資金が有り、本当に楽しむことが目的で私、儲からなくても良いんです!の考え方は関係ない話ですが、、、また、もう一つ重要なポイント。
ボックス・ルーム型多人数の場合は、一般的な酸素カプセルと違い高額で「相場勘」がなく工事を伴う超大型機器、しかもオーダー扱いとなれば、もう相場どころか適正価格なのか高いのか安いのか価値があるのか?何もかも見えません。その見えない「相場感」の為に「大きなバックマージン」が隠れています。
ブランドのバックや車のように同じ物や製品があり新品も中古も高いのか安いのか比較検討が出来るものとは違います。オリジナル・特殊機器・大型で工事も伴う、比較対象が少ない。もし、窓口の担当者があるボックス・酸素ルームを異常なまでに推して、他社比較も中途半端な場合は要注意。
「魅力的なバックマージン」紹介料が発生している可能性があります。
最も多いのが建築建設・リフォームでも大型の全改装やリノベーション等の高額で工事等が伴い同じ物が少なく、比較できない又は比較対象が少ないパターンです。オーナー様は、必ず自身で見積もり依頼し比較検討してください。
私はその辺りの感覚には自信があります。Gメン的な仕事ではないのですが、、、
過去にも数十件は指摘、発見、摘発?しています。元々はクライアントからの依頼で何の疑いもなく調査しアドバイスするためにクライアントの窓口や担当者・責任者からの資料・見積もりを確認しながら最終稟議でこの製品の方向で!と説明を聞き、こちらも確認の意味でいくつか質問し話していると何かおかしいのです。何かが見え隠れして変な印象でしかも妙に推す。特に比較検討で価格が高いのにある製品を褒めて他製品をけなす等、違和感を感じるのです。私はすべてのメーカー・販売会社と製品に対して知識がありますので、担当者が嘘をついているのか、メーカーや販売会社の営業マンに洗脳されたのか?の判断も含めてすぐに分かります。
洗脳されたのではなく違う意味で、その製品が絶対良い!との決めつけ・惚れ込んでしまい他が見えなくなってしっかり比較検討が出来ない性格の場合は、冷静になり淡々と比較検討をして頂けるようにこちらも資料を出し説明すれば解決します。担当者が良く陥るパターンで特に問題ありません。
しかし、嘘をついている場合は、説明内容や言葉尻に「回し者オーラ」や「癒着オーラ」が漂っているのです。
この場合は「バッグマージン」目当てで、最終的には如何なることが有っても所属している会社を利用することになるので窓口担当者や責任者が悪いのですが、その話を持ってくるのはメーカー・販売会社です。金額が高額になればなるほど、その可能性が高くなります。
ご質問者様はバックマージンとは無関係だと思いますが、治療院でも複合的なかなり大型店舗ですね。添付頂いた御見積書も拝見しました。これは大味ですね、まずは一式で統一されている部分を細かく詳細に記載するよう再見積もりを依頼しないと、検討対象にもなりません。
しかし、大味で見えないし高額過ぎます。内装も含めたリース料金も無茶苦茶です。同じリース会社で契約するにしても内装の一部設備費用と機器の費用が部分的にまたがっていますので、最終の支払いは同じであっても製品単体の見積とリース料率をクリアにしなければ分かりません。内装は貴方が依頼していますか?酸素カプセルのメーカーに依頼したら駄目ですよ!内装は内装で比較検討、酸素カプセルも数社で比較する。まず明確に分けて考えること。リース審査のことが不安なのかもしれませんが、業務用酸素カプセルであれば5-6台余裕で購入できます。
その他の資料拝見いたしました。現段階のアドバイスとしては「一度全て白紙」にすることです。2枚の見積書については、もしこの業者さんに依頼する場合としての意見です。
【1】リース会社の料率は高すぎます。メーカーの上乗せの可能性が有ります。正式申し込み書の本人記載ではない、リース仮審査がOKとのことですので、必ずリース会社の担当者へ直接確認してください。
・今回の仮審査での「料率」※月額と違います。(例)300万×0.018(料率)=54,000円税別(料率)
・申し込む製品名(物件)が別商品になっていないか?設備の一部や違う製品名になっていないか?その場合は、リース会社がその製品の価値や過去のトラブル・事故※メーカー・販売会社も含む を調べてリース対象製品としては認められない製品と判断された製品やメーカー審査が通らない製品=ゴミです。製品審査が通らないので「別の製品名」で申し込みしリース会社を騙して審査を通していないか?トラブルの元です。
【2】内装設備の工事費と大型ボックス・ルーム型の設置と工事費用を分けて再見積もりしてください。大型ボックス・ルーム型の設置工事に内装業者は関係ありませんので省くこと。
【3】天井・照明・空調はそのまま利用。壁・床・仕切りの工事費用の部分は、電気設備の空調の部分とクロス張替の空調コントローラー移設の部分。電気設備が被っています。これは3か所にまたがっていますので明確に分けて依頼してください。
【4】設備が家主負担とコメントが有りますが、この埋め込み型エアコン4機と奥の壁付け2台、別紙2の所にクリーニング取り外し調整費?と訳の分からない費用が入っています。コメント通リなのであれば、その部分は貸主負担ですのでここも省いてもらってください。雑費やB21欄にある機材運搬費もです。
【5】タイル業者の高いですか?と有りますが、この面積に対して3人はおかしいですね、3日間を2日にまた施工費用も交渉してください。またタイルは定価で記載されていますが、施工費用込みでは無く別に最後の方に記載がありますので定価は考えられません。また、そこそこ良いタイルですので割引き率は低いです。卸価格も掛け率も悪い。参考価格と記載してありますが、定価があります。それでも通常15-20%は割引きがあるはずです。※私はタイルにはこだわりがありそこそこ詳しいのですよ
【6】図面のトイレ建具の指定品番これも30%は値引き交渉、メーカー品番も同じで調べましたが色が違うだけですので、ハンドルレバーも現地では付けません、メーカーオーダーで完成品での納品です。建具業者は不要でNO.14の部分は全て削除。そのものの取り付け費用は問題なし。
【7】塗装については問題ないかと思われますが、このレベルの見積もりでしたらド素人が来るかも知れません。
【8】事業計画書、収支計画表良くできています。これは融資用ではなくリース会社の審査用だと思います。全て融資する又はどちらか一方を融資し、リースする場合は機器のみリースをお勧めします。
【9】内装業者と酸素ルームの機器業者が連名のような見積もりですね。交渉がある前提でのファースト見積もりならまだ理解できますが、そこそこ煮詰まっている状態でこの見積書は考えられないです。酸素ルームのメーカーが店舗内装に絡み過ぎです。一部は「酸素ルーム業者持ち・サービス」と備考欄にありますが、何の意味があるのか?内装業者からのバックマージンなのか、それだけ酸素ルームの利益が大きいのか?予想は両方です。業者からすると最高最大利益で、えっ交渉無し?ほんとにこれで良いのですか?やったー!状態です。これでは業者さんの対応はスペシャルでしょう。
【11】最初に もしこの業者さんに依頼する場合としての意見 と書きましたが、やはり我慢できません!まずはリセット、白紙にしてください。2つの見積、別紙の干渉波等の医療機器やベッド、この1社はでは無くて他の医療機器業者もあたってください。ここは2次代理店ですので利益乗せが大きいです。200-300万くらいは簡単に下がると思います。内装に関しても100-200万。業者同士の癒着が酷い。また、酸素ルームやリースを見直しで低金利の融資に切り替え等も含めて考えると1000万近く削減?といいますか無駄な支払いが排除されます。
単純に誤魔化しや惑わしが無いか?「利用目的」をもう一度良く考えて想像してください。そして、今回の出資者へは、まず酸素カプセル基本「加圧」「利用者の本来の目的」「デメリット」を丁寧に説明し説得してください。この見積もりは酷いです、誤魔化しが多いし無駄な費用乗せも多い。食い物にされた美味しい無知客向けの内容で「ふざけた見積もり」です。まずは、白紙撤回してください。酸素カプセルは一人で静かに横たわり中でゆっくり寝るのが一番効果的です。どうか、貴方がすでに決めていないことを切に願います。