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家庭用酸素カプセルの登場!? その効果は如何なものか?(2010-08-22)

家庭用酸素カプセルの登場!? その効果は如何なものか?

去年の暮れ頃から、家庭用とされる酸素カプセルの売れ行きが好評との事。

では、一体何をもって「家庭用」と「業務用?」とするのだろうか?

あるカプセルの販売業者曰く

「家庭用は持ち運びが出来て、簡単に収納も出来るので場所を取りません。
ですから、個人向けに最適です!」

「業務用は200万以上します。家庭用としてお安く販売しております!」

と、本質のところはふれませんでした。

そもそも「酸素カプセル」の効能の本質である「内部の気圧」の差はどうなのか?

酸素カプセルのカタログやWEBの説明文に必ず記載のある

ヘンリーの法則=「気体が液体に溶解する量は、その気体の分圧に比例する」という理論は、

気圧に比例し「溶解型酸素」が血液に溶け込み、酸素を細胞の隅々まで行き渡らる。

⇒気圧が高いほど体内へ酸素を取り込むことができる(気圧が高い方が効果が高い)

家庭用は気圧表示していない商品も多かったが、全て詳しく調査してみると
・中国製ソフト1.1から1.15気圧(気圧ゲージが1.1~1.15の間を指して入れば良い)
=気圧が安定しない又は個体差があり1.10もあれば1.13気圧の物もある
・中国製1.2気圧 ・中国製(なぜか国産表示)約1.2気圧これも数機種
・国産ソフト1.2気圧
・国産ソフト メーカー倒産orコピー品買上げ、委託品約1.2気圧のOEM?
商品名/※カバープリントのカラーやネーミングを変更したもの(中身は同じ製品)3~4機種程確認

以前にクライアントから依頼があり中国で3社確認しました
中国の浮き輪・子供用プール・簡易ゴムボートを生産している工場が多く、
以下の理由でとても日本で使用できると代物ではありませんでした。

●既にチャックやホース接続部からエアーが漏れている
●塩ビ素材で耐久性がない●ゴム・ビニール・ボンド?臭いがある
●あまりにもカプセルのボディサイズが小さい
●工業用/ゴムボート用?のポンプやコンプレッサーを使用しておりカプセルへ送る時にポンプ内部のオイルが
混じり人体へ影響がある

業務用?であれば、基本は1.2から1.3気圧以上に対応している製品も販売されており1.1気圧の場合
その差は0.2気圧以上、0.5-0.1気圧でも体感ではかなり大きく感じるはずだが・・・ 

酸素カプセルサロンでは初心者や女性は1.2気圧、上級者や男性は1.3気圧としている
ので家庭用酸素カプセルとしても最低でも1.2気圧は欲しいですね

家庭用酸素カプセルとは
・耐久性がないので業務用=不特定多数の方が利用 として利用不可
・価格が20万~100万程
・気圧は1.1~1.2気圧まで
・塩ビ素材 ビニール
・ソフト式 ・ボディ&加圧ポンプは殆んどが中国製
※有名なオアシスO2の影響だと思われますが、中国製をアメリカ製と表示しているものも


楽しむ程度ならOKですが、安もの買いの銭失いにならないよう、

訳あり商品・気圧表示が無い・生産国?の家庭用酸素カプセルには注意が必要ですね。

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